魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書)本ダウンロード無料pdf

魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書)

によって 海野 弘


3.7 5つ星のうち(8人の読者)

魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書)本ダウンロード無料pdf - 内容紹介 蠱惑し、戦い、変容する女=「魔女」の世紀 19世紀末美術を魅了した「ファム・ファタル」以降、魔女は可視化され、 そのイメージが爆発的に拡散された。 中世魔女狩りからゴスロリ、そしてアニメまでに継続される「魔女」の遺伝子とは? 20世紀の魔女復興運動、フェミニズム、カウンターカルチャーを通過し、 新たなステージへ飛翔する「魔女」論。 美術批評、20世紀史、女性とポップカルチャー論を 縦横無尽に遊歩して明らかにする「魔女」の真実。 ●19世紀末美術に視覚化された「魔女」 ●アール・ヌーヴォーからフェミニズムへ ●秘密結社:黄金の暁団、クロウリー、ガードナー ●パンクからゴス、そしてゴスロリへ ●アニメ、ネットにみる魔女の文化遺伝子 「魔女狩り」から「魔法少女」「きゃりーぱみゅぱみゅ」まで 伝説から歴史へ、明かされる「魔女」の真実 サロメ/メドゥーサ/リリス/パンドラ/オフィーリア/ベアトリーチェ/ ロイ・フラー/サラ・ベルナール/ゴシックロマンス/イサドラ・ダンカン/ 象徴主義/ラファエロ前派/アール・ヌーヴォー/黄金の暁団/ガードナー/ クロウリー/ボーヴォワール/ウィッカ/スターホーク/フリーダ・カーロ/ バルテュス/ニューエイジ/アサトル/シャーマニズム/アーシュラ・K・ル?グウィン/ レニ・リーフェンシュタール/エリカ・ジョング/ヴィヴィアン・ウエストウッド/ ココ・シャネル/パンク/ゴス/インターネット/スチームパンク/ゴスロリ/ シンディ・シャーマン/リサ・ライオン/ジャン・コクトー/アガサ・クリスティ/ キャロル・オニール/イーストウィックの魔女たち/エヴァンゲリオン/ 下妻物語/土偶/サイケデリック/トランス/ティム・バートン/レディ・ガガ/ セーラームーン/まどか☆マギカ/宮崎駿/宝塚/AKB48/ きゃりーぱみゅぱみゅ/初音ミク/艦コレ/アナと雪の女王 【目次】 プロローグ 新しき魔女の時代 ・魔女の原像 ・魔女への新たな視線 ・2014年 東京の三つの美術展から 第一章 世紀末――魔女の図像学の集成 ・世紀末に魔女は見えるものとなった ・視覚化――都市、交通、メディア ・多様化する魔女のイメージ――四つの類型 ・ジャーナリズムにおける魔女イメージの推移 ・魔女の研究――グリムとミシュレから ・ロマンティックな魔女史観 ・ゴシックの復活 ・ゴシックの衝動――『オトラント城綺譚』からラファエル前派へ ・ゴシック・ロマンスと女性作家の系譜 ・メアリー・シェリーの忌まわしき子ども『フランケンシュタイン』 ・ファム・ファタル――魔女の図像学 ・キマイラ――誘惑する怪物 ・世紀末魔女図鑑 ・アール・ヌーヴォー――花と女 ・ラファエル前派の「運命の女」――エリザベス・シッダル 第二章 新しい魔女運動 ・魔女の消えた時代 ・フェミニズムの系譜――サフラジェットからモダン・ガールへ ・一九二〇~三〇年代――魔女としての「新しい女」 ・第二次世界大戦後――「ハッピー・ハウスワイフ」の孤独 ・フェミニズム以降の魔女研究――ケンブリッジスクールとネオペイガン ・マーガレット・マレー登場――魔女三部作の衝撃 ・シュルレアリスムの女たち――ことばと絵画をめぐって ・一九七〇年代I ウーマン・リブ ・一九七〇年代II ニューエイジと癒し ・一九七〇年代III 新魔女運動 ・新魔女運動の父、ジェラルド・ガードナー登場 ・新魔女運動「ウィッカ」前史の魔術師たち ・リーランド『アラディア――魔女の福音』 ・新魔女運動における「女」の変化 ・ガードナー派魔女術の継承――ヴァリアンテとバックランド ・SFとネオペイガン――チャーチ・オブ・オール・ワールズ ・アメリカ発・ドルイド復興運動 ・アサトル――ゲルマン系ネオペイガニズム ・ネオペイガニズムの見取り図 ・反キリスト教の常連―ネオペイガン、ニューエイジ、シャーマニズム ・だれでも魔女になれる――エリカ・ジョングの魔女文学 第三章 ゴス――現代の魔女カルチャー ・<ゴス>――二十一世紀のサブカルチャー ・パンクからゴシック・パンクへ ・インターネット――反逆の拡散 ・グラム・ロック――女性性へのイニシエーション ・メインストリームに浮上するゴス ・ゴスのDIY精神 ・ゴスロリ――日本の<ゴス>の黎明 第四章 新魔女一〇〇シーン ・魔女 ・アート ・ファッション ・文学(魔女文学) ・ゴス ・ジャパニーズ・ゴス ・サブカルチャー ・映画 ・身体表現、パフォーマンス ・アニメ・コミック(少女文化) ・少女 エピローグ 魔女カルチャー・シンドローム 内容(「BOOK」データベースより) 19世紀末、魔女は「見える」ようになった。神話、伝承から美術のアイコンへ。そして、今ここに乱舞する「魔女」たちの文化遺伝子。博覧強記の海野スコープが、20世紀~現代における最大の謎「魔女」を可視化する。 商品の説明をすべて表示する

魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書)の詳細

本のタイトル : 魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書)
作者 : 海野 弘
ISBN-10 : 4022735724
発売日 : 2014/7/11
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 22.46 (現在のサーバー速度は19.49 Mbpsです
以下は 魔女の世界史 女神信仰からアニメまで (朝日新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
本書のタイトルには『世界史』とあるが、本書の実質的コンセプトは、一般に抱くような体系的歴史論ではなくて、帯に見えるような「蠱惑し、闘い、変容する女性史」との表現が的を射るものと思料する。私は当初新刊予定のタイトルから、中世以降のヨーロッパに観られた古典的な『魔女』、“魔女狩り”や“魔女裁判”などの暗黒史の考察をイメージしていた。しかし読後の本書に対する私の理解を概略すると、主として19世紀後半以降の欧米(日本含む)に観られる、『魔女』伝説・信仰形態の文化・文芸的な変質変容、具体的にはカルト的信仰化、文芸作品や絵画・芸術的表現(ビジュアル化)に観る変容、音楽・ファッション化などの新しい表象など、近現代における中世的『魔女』の復興と変貌をポジティブに考察するものと言ってよい。かかる点では、通り一遍の『魔女』歴史論ではなくて、近現代の女性観・芸術・音楽・ファッション等に見える女性の原像に『魔女』(の変革的復興)性を敷衍しまたは見い出す考察と言えよう。本書の構成・内容はこのページの上の「商品の説明」に詳しいので本稿では取り上げない。私個人の第一印象としては、前述のように『歴史』論のイメージの相違があり、19世紀の絵画や書籍等の文芸作品、あるいは70年代の「ウーマン・リブ」運動に観る『魔女』解釈論は格別、「パンク・ロック」やサブカル的ファッション(186〜198頁)、「ココ・シャネル」のファッション(226〜227頁)などに至ると、著者における『魔女』の定義が広範に過ぎる印象を受けるのも事実である。そもそも著者は本書において『魔女』自体の定義を明確にしていないように見えるが、右のような近現代の芸術・文化・音楽・ファッション等に観る女性像を中世的『魔女』の近現代的変貌・復興(ルネッサンス)と観るべき前提と捉えるならば、「ゴスロリ」(206〜208頁)、「マドンナ」(261〜262頁)、「レディー・ガガ」(262〜263頁)もまた、現代的『魔女』として評価することも強ち失当とは言えない。近現代に見える新しい女性観や女性主義的文芸・文化・音楽等の中心にある(創作する)抽象的主体を、中世的『魔女』の変貌・復興あるいはその歴史的系譜の顕れと捉えるのも面白い発想(歴史観)かもしれない。

0コメント

  • 1000 / 1000