ドイツ語「語史・語誌」閑話
によって 石川 光庸
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無料ダウンロードドイツ語「語史・語誌」閑話 pdf - 内容(「BOOK」データベースより)見慣れたドイツ語の単語もゴシゴシ磨くと、思わぬ素顔が現れる。単語や文法に潜むドイツ語の奥行きを探索し、その魅力を縦横に語る。軽快に楽しく綴る語学エッセイ。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)石川/光庸 独語学・ゲルマン語学、洋学史専攻。元京都大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ドイツ語「語史・語誌」閑話の詳細
本のタイトル : ドイツ語「語史・語誌」閑話
作者 : 石川 光庸
ISBN-10 : 4768456790
発売日 : 2012/3/1
カテゴリ : 本
ファイル名 : ドイツ語-語史-語誌-閑話.pdf
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著者はドイツ語学・ゲルマン語学が専門の元京都大学教授。ドイツ語の語源学の知見に基づいたエッセイ集といった趣の書です。まえがきでは「中級くらいの(ドイツ語)学習者、あるいはかつて学んだドイツ語に一種の郷愁をもって再び始めようかと考えているOB」(1頁)を対象として編まれたとあり、まさに私のような読者にはうってつけの書といえます。ドイツ語のカジュアルな別れの挨拶表現「Tschues」がスペイン語の「Adios」に由来するというくだりは驚きをもって読みました。「Adios」はオランダや北ドイツの船員言葉から入って、ドイツ語全土に広がったということです。ほかにも「机」を意味する「Tisch」はラテン語の「discus」(円盤)から来ているとか、「忠実な」を意味する「treu」が英語の「true」と同源であり、古英語では「真実の」という意味よりも「忠実な」という意味で用いられたのだとか。著者はあとがきで、「通読されても皆さまのドイツ語能力が増加したわけではないことを私は確信しているのである」(223頁)と記していて、確かにドイツ語学習書を期待する向きには決してお勧めできない書ではあります。それでも私は、悠久のドイツ語史を単語のレベルでたどると、人々の思いが言葉に落とし込まれたさまが立ち上って来るのを目にして、興味がつきませんでした。こんな書もたまには良いものです。
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